およそ100年前、米穀および雑穀問屋として創業したアライグループ。現在は食に関わる様々な事業を展開しています。
いわゆる商社の役割である“つなぐ”ことにとどまらず、青果・鮮魚といった一次産品の生産から、加工・流通、そして販売までを自社で一貫して行っている商材を有しているところが、当社食品流通事業のユニークな点。
従来型の食品流通経路が徐々に解体され、多様化している現代の食品流通業界において、メーカー・卸売・小売のすべてを網羅するノウハウや仕組みを有していることが強みです。
小売事業では、地域密着をコンセプトとする「アルズフーズマーケット」と「ワタナベストアー」を展開。現場を熟知したスタッフが品揃えから売価設定まである程度の裁量を持ち、顕在化したニーズに加え潜在的な〝ウォンツ〟を探り当て、それぞれの店舗に反映させています。
アライグループが現地法人を有するブラジル・ポルトガルの商品に強みを持ち、ブラジルの国民的飲料「ガラナ・アンタルチカ」の他、ブラジルの蒸留酒、ポルトガルのワインやオリーブなどを多く扱っています。
また、他にも、在留外国人数が増加傾向にあるベトナム・タイといった東南アジアの人々向けの商材の開拓も進めてきました。子会社では若者に人気の韓国の商材など、多種多様な商材を扱っています。
ガラナはブラジル・アマゾン流域にしか存在しない植物で、カフェインを多く含んでいます。ブラジル大手飲料メーカー・アンタルチカ社がそのエキスを抽出して作った炭酸飲料「ガラナ・アンタルチカ」は1921年に発売開始以後、今に至るまでブラジルで圧倒的人気を誇っています。
アライグループはこのガラナの日本・東アジアにおける独占販売権を有し、同エリアに住む20数万人のブラジル人マーケットに訴求できる強みを持っています。
神奈川県の自社農場にて農業生産を行い、自社店舗や大手量販店等へ拡販しています。
農業生産のみならず、加工流通・販売に至るまでも自社内で展開し、
いわゆる「農業の6次産業化」を目指した取り組みを進めています。