Interview 03
大野 芽依
オークション・カンパニー
ベイサイド支店 企画課
車に関わる仕事がしたい。その思いで前職のカーディーラー専門の広告代理店に入社しました。しかしほどなく東日本大震災があり会社が倒産してしまったんです。そこでもう一度車に関わる仕事を探しましたが正社員の募集がなかなか見当たらず、中古バイクのオークションに関わるアルバイトに応募しました。それが荒井商事との出会いです。
私はバイクも大好きで自身もライダーでしたので、とにかくバイクに関われるのがうれしくて、毎日とてもワクワクしながら働いていました。様々な専門知識が必要でしたが、お客様にいろいろ教えていただきながら夢中で数ヶ月働いているうちに正社員登用のお話をいただき、念願の正社員になれたんです。
バイクのオークションは毎週1回開かれるのですが、当社では年間約5万台以上のバイクがオークションに出品され、その半分が輸出バイヤーによって落札されて海外市場に流通しています。入社するまでは日本の中古車や中古バイクに、ここまで大きな需要が海外であることを知らなかったので、その規模の大きさに驚きましたね。
現在は企画課に異動して乗用車のオークションも担当しています。当社のオークション(セリ)に参加するには、全国に6つある会場にご来場頂くか、遠方・海外のお客様であれば当社のAI-NET(アイ・ネット)というネット上から参加できるサービスを使っていただきます。企画課はそうしたセリのシステムの管理・立ち上げや、設備の管理、イベントの企画立案を行っています。
大好きなバイクや車に囲まれて仕事ができるのは今でもやりがいですが、企画課に来て関わるスタッフの数も格段に増え、商材の量や価格がより大規模になりました。私たちがセリ機の管理を行わないと毎週のオークションがまわらないので、世界に広がる商売を支えている自分の役割を認識するようになり、そういった点も新鮮で楽しいですね。
中古車の輸出市場は、輸出先の情勢次第で急激に相場や売れ筋が変化するため、そういう市況をくみ取って出品店や落札店にお伝えするのも私たちの大切な仕事。限られた出品車を競合他社と取り合うためスピード感が大事です。新しいものを積極的に自分に取り入れていないと置いていかれそうな毎日ですが、そういう環境で成長できることにやりがいを感じています。
私は現在、約1年の産休・育休から復職して時短勤務で働いています。休職中はメールチェックを許可してもらっていたのですが、気持ちが揺れる連続でした。職場の仲間がどんどん先に進んでいるのを見て、復帰してやっていけるのか不安になったり、一方で育児に悩んで仕事に戻りたいと思ったり…ただ実際に職場に戻ると、一年も職場を離れたにもかかわらず、本当に暖かく迎え入れていただいて、やっぱり仕事ってすごく楽しいなと思いました。他の方より2時間近く勤務時間が短い中で、自分が考えているパフォーマンスを出すのがなかなか難しいのですが、これは今後の課題です。
女性にとっての働きやすさという点では、当社は制度などかなり整っていると思います。私は時短勤務ですが時差出勤も選べますし、家族のための看護休暇もあります。そういう環境は当社の強みの一つだと思います。
荒井商事は幅広い事業や商材を扱っており、頑張れば任せてもらえて、しっかりと評価してくれる社風がありますから、学生の時点でやりたいことが見つかっていなくても大丈夫。入社してから自分ができること、したいことを見つけていけばいい。きっとそれが見つかる会社だと思います。
月
金曜日に終了したオークションの未搬出車両の再出品処理。
イベント集計、他会場の映像出品準備。
火
●二輪オークション当日
午前中はオークションの準備。終了後は締め処理。
水
オークション実績から相場や輸出動向を調査し、資料作成。
情報が不足している場合は、お客様へヒアリング。
木
イベント企画会議、企画書の作成。
午後は四輪オークションの準備。
金
●四輪オークション当日
開始まではセリ機立ち上げ等準備。セリ中は商談入力や不在受付。
土
休日 買い出しと作り置き。たまっている家のことをこなす。
日
休日 動物園や公園など、家族でお出かけ。
終業後の過ごし方
保育園のお迎え後、帰宅。主人が定時で帰宅した際は家のことを一緒にやってくれるので、一人は家事、一人は娘と遊んであげるようにしています。