Interview 02
大坂 優実
オークション・カンパニー
建機事業部 海外営業課
私は前職を1年経験した後の転職、つまり第二新卒の形で荒井商事に入社しました。新卒の就職活動では英語を使える仕事を探したのですが希望にあったものがなく、英語はいったん諦めて社風で選んだ中古車販売の会社に入社しました。人は良い職場だったのですが、年間90日程しか休みが取れず残業も多く、続けるのは厳しいと感じて転職活動を始めました。
荒井商事の面接では、私の転職をすごく前向きに考えてくれており、休みもきちんと取れるため好印象でした。しかも、その面接でオークション以外にも海外事業を行っていることや、英語を使う仕事に移るチャンスもあることを聞いて、入社を強く希望するようになり、無事選考を通過して入社に至りました。
最初の勤務地は地元の関西会場で、主にトラックなどの車両の管理やオークションの準備を担当していましたが、1年半ほどで海外営業のある小山会場(栃木県)に異動になりました。上司に、もしチャンスがあれば英語が使える仕事をしたいと希望をお伝えしてはいたのですが、こんなに早く希望を叶えてもらえるとは思わず、本当にありがたかったですね。
現在は、建設機械のオークションの海外営業をしています。建機のオークションはネットを通じて海外の会員様もセリに参加可能です。基本的にはシステム内でやりとりが完結するようになっていますが、落札されず流れてしまった商品を後から買いたいといった時は、私たち海外営業が海外会員様と出品店様との仲介をするんですね。また落札された商品の請求書の発行や、輸出を担当する別部署とのやり取り、毎週出品される機械の特記事項の翻訳なども海外営業の仕事です。
現在、海外会員様は85~90社ほど。東南アジア、なかでもベトナムが多い印象です。やりとりは英語が主ですが、お客様の中には英語を話さない方もいますし、「オッケーオッケー」と言うので伝わったと思ったら、全然理解されていなくて後から大クレームということもありました。海外との取引といっても結局は人間同士の1対1のコミュニケーションの積み重ねなので、確認をしっかり行うといった手段の他に、身近に感じてもらえるようベトナム語の挨拶を加えるとか、SNSで友達になってそこでも念を押すとか、あの手この手で密なコミュニケーションができるよう努力しています。
入社前は、英語で海外と仕事をすることを高い壁のように感じていたのですが、転職時の面接で私にもチャンスはあるんだ!と希望を持つことができました。また入社一年半ほどで自分を希望の仕事に就けてもらったことも本当に感謝しています。現在はモチベーションが高く保てているので学ぶことが楽しく、海外のニュースを見るようになったり、以前は見なかったメルマガを注視して分かりやすいメールの参考としたり、普段の生活の中からも仕事のヒントを探すように変わりました。
転職を決意してから約2年になりますが、自分の環境がいい方に一変して、今は毎日楽しいです。そうした私の経験からお話できるのは、退職や転職は悪いことではないということと、一度の就活で人生が決まるとは思わずに、前向きに次の会社を選んでいいのではないかということです。
当社は中途入社の人が多く中途入社がネガティブになることはありませんし、多業種に事業を展開しており、希望次第でいろいろな経験や挑戦をさせてくれる環境があります。つらいけど3年は続けなければといった形の無理をせずに、自分のやりたい仕事をのびのび探したらいいのではないかと思います。
月
休日。ショッピングに行きます。
火
オークション日当日。主にお客様対応。
水
オークションに参加されたお客様のアフターフォロー。
木
火曜日のオークション結果をまとめる。ミーティング資料作成。
金
定例ミーティングに参加。出品機械の資料を英訳。
土
引き続き出品機械の英訳業務。
日
休日。いっぱい寝てから、家の片づけをして散歩へ。
終業後の過ごし方
一人暮らしなので自炊を心がけています。食事後は家族や友人と電話でお喋りをして楽しんでいます。