Interview 04
佐々木 雄大
D&Aカンパニー 流通事業部
運営部 運営課 主任
ワタナベストアー武蔵新城店 店長
就職活動の途中までは教職志望でした。高校まで野球一筋に打ち込んでおり、高校野球に携われる仕事をしたかったんです。しかし自分が本当にやりたいことは何だろうと考えていくうちに別の選択肢が見えてきた、それがスーパーでした。私の父やおじがスーパーの店長をしており幼い頃からなじみがあったこと、自分もスーパーでアルバイトをしていくうちに人とコミュニケーションをとるのが好きなんだと気づくことができこと、特にスーパーのように買い手売り手の立場を超えたお客様との関係にとても魅力を感じていたことなどから、スーパーを就職先に考え始めました。
決定打はアルズ水元店でのアルバイトでした。ここで出会った荒井商事社員の方が、それまで自分が考えていたスーパーの業務とまったく違う世界を見せてくれたんです。それまでのアルバイト経験で自分なりに自信を持っていたのですが、もっと上の世界があるのを見せつけられ、本気でスーパーで働きたいという思いにスイッチを入れられた瞬間でした。この人と一緒に働きたいと卒業後もそのままアルバイトを続け、半年ほどで希望を叶えていただいて面接、社員に登用していただきました。
入社後は水元店の他、3つの店舗で経験を積みました。好きで入った業界なので何事も楽しく、通常業務以外にイベント企画などにも参加していった結果、3年目で社内表彰もいただけました。5年目の春からは現在の武蔵新城店の店長を任されています。スーパーとしては小規模ですが、駅構内の好立地のため規模のわりには来客は多いですね。店長として在庫や売上、従業員の管理や本社への報告業務を行うかたわら、品出しや接客といった一般業務もサポートしています。
5年目で店長というのは当社でも早い方で、若くして店長を任せてもらえることにやりがいを感じますが、入社後一番不安を感じた時期でもありました。はじめは分からない事や判断に迷うことが次々に出てくるのですが、そんな時はすぐに上司や他の店の店長、先輩などに電話で相談。皆、忙しくしているはずですが思いは同じなので、親身にアドバイスしてくれます。大所帯ではないので流通事業部はほとんどが顔見知り。その意味でも相談はしやすい環境ですね。いずれは自分も頼りにされ相談される側になりたいです。
店長になって1年弱ですが、目標予算を達成したり、自分が思っている以上の成果を上げられた時はやりがいを感じますね。スーパーという業態はルーティン業務が多いので、よくも悪くもマニュアルが重視されがちですが、荒井商事ではかなり店長の方針や考えを聞いてもらえます。たとえば、私は扱う商品を①定番商品、②他店で扱わない当店独自のこだわり商品、そして③特別に仕入れた現品限りのお楽しみ商品の3つで展開するようにしています。この広さの店舗で③まで展開するのは珍しいと思いますが、お客様を楽しませ、足を運んでもらうための大事な要素だと考えています。よく若者はチャレンジしろなどと言われますが、会社としては実はリスクをはらむ行為だと思うんです。それなのに言葉通りに判断を現場に任せ、チャレンジさせてくれるのは、ありがたいですし、自分の性格に合っていましたね。
人生は自分のやりたいことを追求して後悔しないことが一番だと思います。それを追い求めた結果、私は少し変則的な形で就職しましたが、自分の思いを評価してくれる会社に出会えて幸せに働けています。就活中の皆さんも、自分に素直に、やりたい道を進んでもらえたらいいなと思います。
8 : 00
出社・朝礼・荷下ろし・品出し・値段チェック
9 : 00
朝礼・荷下ろし・品出し・値段チェック
10 : 00
開店・翌日分日配発注
11 : 00
市場発注
12 : 00
昼食休憩
13 : 00
売り場チェック・パン発注・品出し
14 : 00
品出し・事務作業
17 : 00
退社・品出し・発注
18 : 00
帰宅
終業後の過ごし方
平日の帰宅後は季節の食材を使って夕食づくり。あとは入浴、動画を見ながら就寝といったパターンが多いですが、車・バイクが趣味なので、休みの日はツーリングやドライブに出かけています!